昨日はリンパ管は循環であるということを書きました。
おさらいと補足です。
血液循環は 心臓→動脈→毛細血管→細胞→毛細血管→静脈→心臓
とめぐります。
一方、リンパ管は毛細血管に絡みつくように、毛細血管で吸収しきれなかったカラダのごみ、細
菌、老廃物を取り込んで、リンパ管をとおって、最終的には鎖骨下の静脈へと戻ります。
静脈のサポートをしていたんでしたね。
その過程で、リンパ管にはリンパ節という関所のようなところがあるという話は昨日したかと思いま
す。
リンパ節ではマクロファージという免疫細胞が病原菌をやっつけるために待機しています。
ここで、きれいになって、また流れていきます。
リンパ節というのは、ひざ裏、鼠蹊部、脇の下、鎖骨下が代表的なところです。
身体中を貼り巡っているどのリンパ管もそのリンパ節を通るわけです。
リンパ管は皮膚のすぐ下を流れています。(体幹を流れるものありますが)
まず、リンパマッサージはリンパ節へ上手に流してあげることがポイントです。
でも、のんびり屋さんのリンパ管、ポンプで無理やり押し出されたりしないので、筋肉の動きを借り
ながら、いつも自力でじわーっとじっくりがんばってます。
筋肉量も少ない、皮膚も薄い、女性はむくみやすいというわけですね。
そんなリンパ管を刺激して、吸収と運搬を促進してあげるのが、リンパマッサージです。
ちょっとねばっとした体液がゆっくりと管を流れるのをイメージしてみてください。
無理やりギューっと押しだしても、あまり効率いい感じしないですよね?
やさしく膝裏、鼠蹊部、脇の下をなぜるように、、、固く凝り固まっている
ようなら、ゆっくりともみほぐします。けして、強くする必要はないのです。
リンパ節をほぐしたら、あとはそこに向かってリンパの流れに合わせてゆっくりと皮膚を刺激して流
していくだけです。
ピタッとくっついたビニールの袋(スーパーの袋とか)をずらして剥がすような、、それをなるべく大き
く、、そんなイメージ。。
えっ、わかりづらい??
リンパ整体、受けてみてくださいね。(笑)