家事、仕事、日常の生活で、いつも悩まされる『首コリ』
そんな人、多いですよね。
「首コリ」で問題になる筋肉の一つに斜角筋があります。
出典:クリニカルマッサージ |
ここがカッチカッチの人がなんと多いことか!
まるで骨?といいたくなるような。。
この筋肉は頭を横に曲げたりする時に使われる筋肉ですが、呼吸の補助をする筋肉でもあります。
呼吸は通常、横隔膜の収縮によって行われ、吸気は横隔膜と外肋間筋によって、呼気は筋肉は使われず、膨らんだ肺が自然に戻ろうとした力によって行われます。
しかし、しっかりと横隔膜が動かず、努力呼吸(いわゆる肩で息をするとか、胸で息をするような浅い呼吸)の場合、この補助筋肉が使われるのです。
浅い呼吸を続けて斜角筋を酷使した結果、緊張状態が続いて、骨のように硬くなってしまう。
この筋肉と鎖骨の隙間の狭いところを動脈、静脈、腕神経叢が束になって通っているので、ここが硬いと圧迫されて胸郭出口症候群と言って、首コリ、手のしびれなどの問題が起きてきます。
なんとなく、小難しいことをツラツラと書きましたが、、、
この斜角筋の緊張をとるオススメの方法は。。。
① 口を大きく何度か開けてみる。 「あ・い・う・え・お」と言ってみる
② 耳のすぐ下をやさしくマッサージする
③ 固いと思ったところに手を当てて、ゆっくりと深呼吸を3回
④ 首をすくめるように上下に動かす
首コリは斜角筋だけの問題ではないですが、緊張しっぱなしの人が本当に多いのです。
そのなかでも
オススメは①口を大きく何度か開けてみる、です。
とにかく緊張をほぐすことが、大切! 左右に伸ばすストレッチもあり、ですが、
普段、息をひそめて、力が入っている身体をリセットしましょう~
口を大きく開けるなんて、最近めったない、でしょ?
やってみると、顔の筋肉もほぐれて、笑顔も素敵になりますよ~
一石二鳥ですね♡